今回は日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024/奥河内フルーツラリー&ベジタブル(大阪府)の記録となります。大阪府河内長野市を訪れました。
日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024/奥河内フルーツラリー&ベジタブルとは
(1)日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024
河内長野市が主催のデジタルスタンプラリー。大阪府河内長野市にある日本遺産「中世に出逢えるまち」の構成文化財等を巡っていきます。
【景品追加しました】日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024 – 河内長野市ホームページ (kawachinagano.lg.jp)
【スタンプラリー情報】
スポット:日本遺産「中世に出逢えるまち」の構成文化財/6ヵ所(☆)
開催期間:2024年7月20日~2024年11月30日
景品:
①各種参加特典(薬膳精進カレー等)(スタンプ6ヵ所(2地域))(★★)
今回はコンプリート(6ヵ所)を目標としました。
(2)奥河内フルーツラリー&ベジタブル
河内長野市商店連合会が主催のデジタルスタンプラリー。大阪府河内長野市内にあるお店の河内長野産のフルーツや野菜を使った期間限定メニューを食べ巡っていきます。
「奥河内フルーツラリー&ベジタブル」を開催します! – 河内長野市ホームページ (kawachinagano.lg.jp)
【スタンプラリー情報】
スポット:河内長野市の参加店舗(大阪府)/31ヵ所(☆)
開催期間:2024年9月1日~2024年10月31日
賞品:
①参加店舗で使える金券(10,000円分、5,000円分、3,000円分)(スタンプ2ヵ所につき1口応募)(★)
今回は応募できる最小の2ヵ所を目標としました。
移動規模の目安
☆…同一市町村内
☆☆…1都道府県内
☆☆☆…複数都道府県(1地方内)
☆☆☆☆…複数地方
☆☆☆☆☆…西日本全域、東日本全域
☆☆☆☆☆☆…日本全国
難易度の目安
★…余裕で終わる
★★…1日かかる
★★★…数日かかる
★★★★…1週間かかる
★★★★★…頑張れば何とか
★★★★★★…/(^o^)\
スポットに関する情報
(1)日本遺産とは
日本遺産とは文化庁によって認定される「地域の歴史的魅力や特色を通じて日本文化・伝統を語るストーリーの下でパッケージ化された有形・無形文化財」です。従来は国宝・重要文化財、史跡・名勝・天然記念物、無形文化財・民俗文化財といった個々の遺産を「点」として指定・保存されていたものをストーリーの下でパッケージ化することで「面」として活用・発信する目的があります。平成27年度から認定が始まり、全国各地で認定されています。
日本遺産ポータルサイト|文化庁が認定する日本の文化・伝統 (bunka.go.jp)
(2)日本遺産「中世に出逢えるまち」とは
日本遺産「中世に出逢えるまち」は河内長野市に関するストーリーであり、令和元年度に認定されました。詳細なストーリーは日本遺産ポータルサイトで紹介されております。
”河内長野市は京と高野山を結ぶ街道の中間地に位置し、檜尾山観心寺、天野山金剛寺の2大寺院が隆盛したまちである。街道沿いの白壁の塀、銀色に輝く瓦葺きの屋根、朱・緑・黄色などの鮮やかな柱、優雅で美しいその建物の中は凛とした静けさに包まれ、金色に光り輝く仏像が安置されている。この2大寺院の隆盛により市域では多くの社殿、お堂や仏像が造られ、また交通の要衝となったことから山城も築かれた。ここは、悠久の時を超えて千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫であり、訪れる人がまちじゅうで中世を体感できるまちである。”
中世に出逢えるまち|日本遺産ポータルサイト (bunka.go.jp)
(3)河内長野市の農産物について
河内長野市は比較的温暖な気候と清らかな水、平野部から山間部まで起伏に富んだ地形を活かし、「小山田の桃」をはじめ、梨や柿、みかん、ブドウなどの果樹類、その他野菜類が特産品として有名です。
暮らしの中での農の魅力 – 河内長野市ホームページ (kawachinagano.lg.jp)
実際に行ってみて
(1)日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024
今回は下記の6ヵ所となります(いずれも大阪府河内長野市)。
①天野山金剛寺(天野街道)
②檜尾山観心寺(大沢街道)
③薬樹山延命寺(大沢街道)
④烏帽子形八幡神社(高野街道)
⑤八幡神社(高野街道)
⑥盛松寺
①天野山金剛寺(大阪府河内長野市)
写真引用:天野山金剛寺 | いにしえの流れに思いを馳せ、未来へと受け継ぐ女人高野 (amanosan-kongoji.jp)
天野山金剛寺(あまのさんこんごうじ)は奈良時代に行基によって開かれたと伝わる寺院で、空海(弘法大師)も修行した聖地となります。女性の参拝も受け入れた金剛寺は「女人高野」とも呼ばれています。南北朝時代に入ると南朝の重要な拠点となりました。また、天野山金剛寺への参詣道として天野街道があり、かつては熊野詣に向かう道としても利用されたといわれます。国宝として「紙本着色日月四季山水図」、「大日如来坐像、不動明王・降三世明王坐像」、重要文化財として「金剛寺金堂」、「増長天立像・持国天立像」などが指定されております。
2003_市役所_産業観光課_ヒストリップ_00_ol (kankou-kawachinagano.jp)
現地へ行く途中、庭園を通りました。この庭園は四季の彩りが豊かで桜、紅葉がきれいに見ることができそうです。
②檜尾山観心寺(大阪府河内長野市)
檜尾山観心寺(ひのおさんかんしんじ)は修験道の開祖とされる役小角(えんのおづぬ)が前身の霊心寺を創建したと伝えられ、その後空海(弘法大師)によって観心寺と改称されました。河内長野から奈良県五條につながる大沢街道(高野街道からの枝分かれした街道)沿いに位置しております。国宝として「観心寺金堂」、「如意輪観音坐像」、重要文化財として「弥勒菩薩坐像」、「恩賜講堂」などが指定されております。
2003_市役所_産業観光課_ヒストリップ_00_ol (kankou-kawachinagano.jp)
現地近くの駐車場に車を停めて歩きました。途中、立派な楠木正成像がありました。楠木正成は南北朝時代に活躍した武将で、観心寺中院が菩提寺で8歳から15歳まで滝覚坊に仏教や学問を学んだとされています。
③薬樹山延命寺(大阪府河内長野市)
薬樹山延命寺(やくじゅさんえんめいじ)は平安時代に空海(弘法大師)が刻んだ石仏を本尊にして開かれたと伝わっています。紅葉の名所で「夕照もみじ」は大阪府の天然記念物に指定されています。重要文化財として「絹本着色兜率天曼荼羅図」、「木造釈迦如来立像」などが指定されています。
薬樹山延命寺 | 観る | 観光スポット (kankou-kawachinagano.jp)
現地は一応駐車場はありましたが、かなり細い一本道を進む形になるため注意が必要かと思われます。
④烏帽子形八幡神社(大阪府河内長野市)
烏帽子形八幡神社(えぼしがたはちまんじんじゃ)は標高182mの烏帽子型山の中腹にある神社で、かつての烏帽子形城を鎮護するため創建されたといわれています。重要文化財として指定されている本殿は室町事態に河内源氏の末裔により建立されたようです。河内長野市を南北に走る高野街道沿いにあり、この高野街道は空海(弘法大使師)が高野山を開いた平安時代以降に人々が参詣のために歩いた街道となります。
2003_市役所_産業観光課_ヒストリップ_00_ol (kankou-kawachinagano.jp)
烏帽子形公園に車を停めて現地に向かいました。向かう途中に烏帽子形城跡(国指定史跡)がありました。この烏帽子形城跡は烏帽子形山の頂上に築かれた戦国時代の山城であり、織田信長・豊臣秀吉らの城としても利用されたようです。
⑤八幡神社(大阪府河内長野市)
八幡神社(はちまんじんじゃ)は京都の岩清水八幡の神体を分霊したといわれ、鎌倉時代に創建されました。
八幡神社 | 観る | 観光スポット (kankou-kawachinagano.jp)
現地へは車で向かいました。境内には大阪府の天然記念物に指定されている樹齢400年を超えるとされるいちょうの大木があり、紅葉の季節に行くといいかもしれません。
⑥盛松寺(大阪府河内長野市)
写真引用:河内長野市観光ポータルサイト 奥河内の玄関口 河内長野市へようこそ。 (kankou-kawachinagano.jp)
盛松寺(せいしょうじ)は「與通(よつ)のお大師さん」として広く親しまれており、本尊は空海(弘法大師)になります。大師が疫病で苦しむ人々を救うために伝えたとされる「柚子味噌」は現代でもその製法が受け継がれています。
空海ゆかり柚子みその寺 盛松寺 (seishoji.org)
盛松寺 | 観る | 観光スポット (kankou-kawachinagano.jp)
現地へは車で向かいましたが、駐車場はないように見受けられたため注意が必要かと思われます。
(2)奥河内フルーツラリー&ベジタブル
今回は下記2ヵ所に行きました(いずれも大阪府河内長野市)。
①御菓子司 友井堂
②道の駅奥河内くろまろの郷
①御菓子司 友井堂
河内長野駅前にある和菓子屋さんです。ブルーベリーや柿を使った和菓子を購入しました。
御菓子司「友井堂」 | 買う | 観光スポット (kankou-kawachinagano.jp)
②道の駅奥河内くろまろの郷
こちらは別回で取り上げたいと思います。
賞品・景品
(1)日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024
河内長野市観光案内所で景品を頂きました。
(2)奥河内フルーツラリー&ベジタブル
こちらは現在応募中となります。
まとめ
今回は日本遺産「中世に出逢えるまち」デジタルスタンプラリー2024/奥河内フルーツラリー&ベジタブルで河内長野市を訪れました。ずっと大阪に住んでいますが河内長野市に訪れたことは数回だったので、今回のスタンプラリーを通じて河内長野市の歴史や特産品のことを知ることができてよかったです。引き続きスタンプラリーを続けていきます!!