今回はモデルの評価をグラフ化する内容となります。

ROC曲線(Receiver Operating Characteristic Curve)

ROC曲線(受信者動作特性曲線)は、分類モデルの性能を視覚的に評価するためのグラフです。
特に 2値分類問題で、**さまざまな閾値(しきい値)における真陽性率(TPR)と偽陽性率(FPR)**をプロットして描かれます。



AUC(Area Under the Curve)

AUC(Area Under the Curve) は、ROC曲線の下の面積のこと。

値は 0~1の間 をとり、1に近いほどモデル性能が高いことを意味します。


ROC曲線・AUCの特徴

利点

  • クラスの不均衡に強い(Accuracyでは評価しづらい場面でも使える)
  • モデルの閾値を変化させたときの性能を視覚的に確認できる

🚫 注意点

  • ROC曲線は「確率 or スコアを出力するモデル」でしか描けない
  • 多クラス分類では扱いがやや複雑(One-vs-Restなどの手法を使う)




演習





(解答)



参考資料
データサイエンス数学

投稿者 takapi

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